弊社は、廃棄物のリサイクル、ビルの総合管理を通して、人間社会の持続的発展に寄与し、地球環境の保全に務めてまいりました。

廃棄物分野に目を向けてみますと、古来、不要になったものは再利用することを第一に考え、その有効性を大事にすることで自然に地球上の資源を守ってきました。 そのことに習い、弊社では、不要な物＝廃棄物ではなく、不要な物＝再利用資源として取り扱うことを第一と考え、社員教育を行い、ISO14001の取得により社内の皆が誇りを持って業務に取り組んでいます。

日本が大量生産、大量消費の時代を経て、廃棄物処理という問題に遭遇し、そして価値観の多様化によりニーズの変化を経て、もったいない精神、リサイクルの推進、再利用の風潮が人々に浸透してきたことにより、その有効性をもう一度見直す時代になってきました。

弊社は今後3本の柱を中心に事業を展開してまいります。

1つは、従来弊社の基盤であります、一般及び産業廃棄物の収集運搬処理を通して、廃棄物の適正処理とリサイクルの推進で地域社会の環境保全に寄与していきます。

2つ目は、畜産飼料製造販売業を拡充することで、未利用食品の有効利用を推進して行きます。

3つ目は、再生可能エネルギーを利用した、バイオガス発電施設の運転管理及びベストミックス原料供給事業です。再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用した、バイオガス発電は、これまでリサイクルが難しい有機性廃棄物を利用し、メタンガスというエネルギーを生成し発電していくものです。今後、農業分野、食品製造分野に大きく貢献していけることと確信しております。

不要な物と思われるものを再利用すること、これからの地球に最も大切な一つを我々は担っていきます。地球上の全てのものは資源です。

「そこにある資源・・・そこにある未来・・・」天童環境株式会社社員一同はこの言葉に込められた気概を胸に鋭意努力してまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。